青いガクアジサイの絵図は、今も義父の客間にかけてあります。

アジサイが咲いてある。ある日のことでした。仲よし宅に立ち寄った業者、入口先の花に見とれてしまいました。ガクアジサイの取り分け真っ青な大きい花びらを押し付けた製品でした。わたしはその花に心を奪われてしまったのでしょう。言明に出てしまいました。仲よしにいくぶんもらえないだろうかと頼んだのです。それほどこういう花を描きたくなったのです。仲よしは有難く応じてくれました。自宅でしばし眺めていました。結構眩しいと思いました。花を目の前にして描く幸福を久しぶりに感じました。ちっちゃな横長の力作が終息しました。わたしは中位ですが、満足のいくイラストレーションが描けた事が嬉しかったのです。ガクアジサイの良い青がそんなにさせてくれたのだと思います。わたしは義父にこういうイラストレーションを贈りました。気に入ってもらえたことも心地よく思いました。あしたは義父のはじめ周忌だ。もっと義父が愛用していたソファーの上の鴨居の上に今もこういうイラストレーションがかけてあります。ナチュラルをかわいがりてやまなかった義父と、青いガクアジサイは今もつながっていると感じます。